2022年11月15日
ボックスティッシュカバーの作り方〜バイアステープ不使用で簡単に♪〜
市販のボックスティッシュをそのまま部屋に置いておくと、微妙にインテリアにそぐわない…。
そんな時に活躍するのがボックスティッシュカバー。
プラスティックや革製品もあれば、布で作ったタイプも人気がありますよね。
私もボックスティッシュにはカバーを付ける派ですが、どうせなら自分好みの生地で作ってみよう!と言うことで、2枚の生地だけで簡単に作れるボックスティッシュカバーのレシピを考えてみました。
バイアステープなども使わないので、ハンドメイド初心者さんにもおすすめの作り方です♪
それでは材料及び作り方です。
【出来上がりサイズ】
高さ6cm×横幅24cm×マチ幅12.5cm
※ここでは便宜上、ティッシュ箱の長辺を「横幅」、短辺を「マチ幅」と呼称していきます。ご了承下さい。
今回お手本で作るボックスティッシュカバーのサイズは、以下のサイズのティッシュ箱に合わせて作った物になります。
↓ ↓ ↓
このティッシュ箱より小さい物であれば基本的には使用できますが、そもそもが布製品なのであまりにサイズが違いすぎるとフニャッとなってしまい使いにくく、また見た目も美しくありません。
自分の好きなサイズにあわせて作るための計算式は、こちらのページをご覧の上各自アレンジして下さい。
こちらのページでは、まずは基本的な作り方についてご説明します。
【材料】
・表地…横幅38.5cm×縦幅43cm
・裏地…横幅38.5cm×縦幅43cm
・プラスナップボタン…2組
(もしくは面ファスナー…2cm×5cmを2組)
【必要な道具】
・ミシンとミシン糸(もしくは手縫い針と手縫い糸)
・裁ちばさみ(もしくはロータリーカッター)
・まち針
・アイロン
・糸切りばさみ
・定規
・目打ち
・チャコペン
生地を裁断する。
生地裁断の三種の神器
裁断がやみつきになる切れ心地。
安心の広さと包容力抜群のタフガイ。
押さえた生地は決して逃がさない。
我が家の三種の神器。
作業効率が格段にアップします(´∀`)
カバー類などのように、長方形・正方形の直線を「短時間で」「正確に」切りたい時には最適のアイテム。
今後色々なハンドメイドに挑戦してみたいな〜とお考えの方には、是非オススメしたい3点グッズです。
表地・裏地ともに横幅38.5cm、縦幅43cm。
柄に向きがある生地を使う場合は、「横幅38.5cm、縦幅22.5cm」を2枚用意し、縫い代1cmで縫い合わせて下さい。
生地が中表になるようにして長辺(43cmの方)を半分に折り、生地端から1cmのライン(赤線部分)を縫う。
マチを作る。
生地をたたみ直して向きを変え、画像を参照に「中心線から両側が6.25cm」の位置(青線部分)を見つけて縫う。
※これが出来上がりのマチ幅になる。
縫えたら余分な部分をカットする。
反対側も同じように縫う。
裏地も同じように縫っておく。
表地に戻る。
画像を参照に中心線と平行になる垂直線を引き、下から「6cm(A)」と、そこから更に「6cm上(B)」の位置に印をつける。
※この6cmのうち、(A)は「出来上がりの【高さ】と同じ長さ」なので、カスタムサイズによっては位置が変わります。
(B)の方はどのサイズでも共通位置になります。
次に(B)の位置同士を線で結ぶ。
この(B)同士を結んだ横線は後ほどカットする位置になるので、画像の赤線部分を改めて重ね縫いをしておくと安心。
画像の赤線部分が実際に縫う位置になる。
生地の上端からは1cm内側。
垂直線に対しては、両側2.5mmの位置を縫って5mm幅の空間が出来るようにする。
チャコペンなどで印をつけておくと分かりやすい。
また返し口も画像を参照に「6cm程度」あける。
表地と裏地を中表にあわせる。
この時両側の縫い目位置が合うように調整する。
返し口を避けて赤線位置を縫う。
垂直線付近は生地がずれないように、表地裏地両方をしっかり平らに伸ばしながら縫う。
縫えたらこんな感じ。
ピンクの部分をカットする。
画像を参照に、垂直線の部分に切り込みを入れる。
縫い糸を切ってしまわないように要注意!!
切れたらこんな感じ。
角の縫い代は全て斜めに切り落とす。
返し口付近の縫い代をアイロンで割っておく。
返し口から表に返す。
ヘラや目打ちを使って細部を整える。
垂直線の付近はこんな感じの見た目になればOK。
全体の形が整うとこんな感じ。
生地端から2mm程度内側に押さえステッチを入れ、返し口を綴じる。
垂直あき部分は生地の向きを変えながら丁寧に。
縫えたらプラスナップボタンをつける。
※面ファスナーにする場合は「2cm×5cm」を2組用意して、画像の位置に縫い付ける。
画像を参照にプラスナップボタンの中心位置を決める。
目打ちで穴を開けてボタンを差し込み、ハンディプレスでぎゅっ!!
1つめをつけ終わったら、対応する位置の生地と2枚合わせてピンと引っ張りながら押さえつけ、逆側のボタン位置を決める。
※面ファスナーと違い、プラスナップボタンの場合はペア同士の位置がずれてしまうと隙間が出来てしまいがちです。
なので対応するボタンの位置は測って決めるのではなく、最初に付けたボタン位置から決めた方が綺麗な仕上がりになります。
4カ所全部にボタンを付ける。
アイロンで全体の形を整える。
この時画像の様に、角の部分にしっかりアイロンを掛けておくと仕上がりがとても綺麗。
中にティッシュ箱を入れて…
ボックスティッシュカバーの完成です。
2枚の生地の間からティッシュが出てきます。
ボタニカルに北欧テイストにリバティ。
無地で作って飾り布をワンポイントで入れるのもお洒落ですよね😊
【ボックスティッシュカバーにおすすめの生地】
布地で立体を作るので、表地か裏地のどちらかはある程度の厚みがある生地がおすすめです。
薄い生地(例:リバティタナローンなど)を使いたい場合は、裏に接着芯を貼る方が形がしっかりします。
◆おすすめ組み合わせ
・オックス×シーチング
・ツイル×スケア
・綿麻キャンバス×ブロード
…など。
こちらは無地のリネンを表地にしてリバティを飾り布として縫い付けました。
裏地は厚手のツイル。
程よくしっかりとした出来上がりになっています。
ちなみに薄地と厚手を組み合わせた場合、厚手の生地の方に薄手生地が引っ張られて、5mmあきの部分にシワが寄りやすくなります。
丁寧にアイロンを掛けてシワを伸ばしながら押さえステッチを入れればさほど目立ちませんが(このリネンも最初少しシワが寄っていました)、これを最初から回避するには表地の方に厚手生地を持ってくるか、薄手生地に接着芯を貼るかなどの方法をおすすめします。
【商用利用について】
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2枚の生地で簡単に作れるボックスティッシュカバー。
インテリアに合わせて是非お好みの生地で作ってみて下さいね(´∀`)
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