2024年06月29日
なにができるかな…?【母のうっかり忘れ物編】
この間作ったレッスンバッグなんですけどね。
↓
↓
白クマのヌビキルトでレッスンバッグ〜娘の要望は果てしなく〜
いつもは通学グッズは内側に名前を書くタグを縫い付けてるんですけど、あれこれ盛り込んでたらうっかりネームタグを付けるのを忘れてましてね…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
今から表地と一緒に豪快に縫い付けちゃう、とか。
手縫いで裏地だけに縫い付ける、とか。
アイロン接着のネームタグを買ってくる、とか。
まあ色々と手段はある訳ですが。
せっかくなのではぎれを使ったネームタグを自作してみました。
隙きあらばハギレを消費したいうろこです。
これはこれで可愛く出来たと思います( ´∀`)♪
そして久しぶりの動画作成です。
今は一つ一つ手探りで作っていますが、サクサク動画編集できるようになったら楽しいだろうな〜と思います。
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2024年06月26日
白クマのヌビキルトでレッスンバッグ〜娘の要望は果てしなく〜
少し前になりますが、いつもお世話になっているデコレクションズさんからご好意で送っていただいた新作の刺繍ヌビキルト。
今回はグレーがかったパステルブルー地にシロクマの刺繍が施された7mm幅のお品です。
(いつもありがとうございます!)
この生地、以前送っていただいた「ベージュ×ベア」のヌビキルトの色違い品なんですが、地色と刺繍の色が違うと全く違う雰囲気になりますね。
その時作った次女用の「上履き入れ」はこちら
↓
くま刺繍のヌビキルトで次女の上履き入れ
柄的にはやはりキッズ向けのヌビキルトなので、今回も次女用になにか作るとしましょう。
と言うわけで次女にヒアリング。
(´∀`)「次女ちゃんや次女ちゃんや」
(´・д・`)「なーにー?」
(´∀`)「可愛い生地を頂いたからこれで何か作ろうかと思うんだけど、何が良いかな?」
(´・д・`)「あ、上履きとお揃いの布!んーとじゃあ上履きとセットで使えるし手提げ袋がいいかなぁ」
おお手提げ袋!比較的簡単なアイテムだね♪
(´∀`)「手提げ袋ね、了解。大きさはいつもと同じのでいいかな?」
私が子ども達用に作っているのは、こちらの「ちょっと大きめレッスンバッグ」サイズ。
新1年生向けのレッスンバッグのサイズとは?フック用ループもご一緒に!
お道具箱の持ち帰りにもしっかり対応した小学生向けサイズです。
(´・д・`)「うん、いつもと同じでいいよ〜」
よしよし、じゃあサクッと作って…
(´・д・`)「あ、底の部分は欲しい」
(´∀`)「底?ああ、マチのことね。わかった、6cmくらいでいい?」
(´・д・`)「なるべく大きく」
(´∀`)「えーとじゃあ8cmにしとこうか」
(´・д・`)「あとポケットも欲しい」
(´∀`)「ポケットね、外側?内側?」
(´・д・`)「じゃあ両方」
(´∀`;)「お、おう…じゃあ外側と内側に1個ずつ付けとくね」
そんな小分けに入れる物なんてあったっけ??
(´・д・`)「それといつもの机に引っ掛ける用の紐も!」
(´Д`;)「そうだね!床に引き摺って大変な事になるから付けとこうね!」
こないだ授業参観に行ったとき見たら、ループ使ってなくて思いっきり床に着いてたけどね…!!??
(´Д`)「…アナタちゃんとループ紐使ってマス…??」
(´・3・`)「使ってるヨ〜」
ほんまかいな。
母の目を見て言いなさいヨ。
(´・д・`)「あ、上履き入れとお揃いだから同じマークも付けて欲しい」
(´Д`)「マーク。…あ、刺繍タグね!」
OK、あれは確かまだ在庫があったはず。
(´Д`;)「…とりあえず希望はそんなところかな?」
(´・д・`)「んー…あ!あれ欲しい!お母さんのバッグについてるボタンのやつ!」
ん、ボタン?どれのことだ?
(´・д・`)「ほら磁石のパチッってなるやつ」
(´Д`)「あーー!はいはいマグネットホックね!」
(´・д・`)「うん、じゃあそう言うことでよろしくね♪」
あれ、なんだろう。
サクッといつものレッスンバッグを作るつもりだったのに、なんだか盛りだくさんなオーダーになったぞ…????
…ま、いいか…
はい!
と言うわけで。
娘のリクエストを整理しつつ、母としての要望事情を盛り込んだ結果こうなりました。
【出来上がりサイズ】
・縦幅28cm×袋口横幅45cm(袋底横幅37cm)×マチ8cm
まずヌビキルトの優しい風合いは存分に残しつつも、扱いの荒いうちの娘には底に補強のための切り替え布は必須!
ナチュラルな生成り色のオックスを袋底に重ね縫いする事によって底面を保護!
さらにオックス自体にも接着芯を貼ってダブル補強!
外側のポケットは端処理したヌビキルト1枚を切り替え布に挟み込みつつ縫い付け!
ポケット出し入れ口は持ち手と同じ明るい水色のグログランリボンで処理することでそこはかとない可愛さをプラス♪
内側のポケットは裏地と同じ生地を2枚重ねて作成。
こちらもポケット出し入れ口はグログランリボン!
マグネットホックを中央に取り付け、更にループ紐を同じグログランリボンで作ることで統一感をアップ!
マチは要望通りたっぷり8cm!
これなら図工で作った嵩張る作品類の持ち帰りも安心ダネ☆
忘れちゃいけない上履き入れと同じ刺繍タグ!
今回は全体的にブルー系だから、この紺色のタグが一際よく似合う♪
…と言うわけで、気がつけば結構手の込んだ(当社比)レッスンバッグが出来上がりました。
ヌビキルトの袋口部分のみ、伸び止め防止・型崩れ防止の意味を込めて接着芯を使用してあります。
「ライトブルー×ベア」はシロクマ刺繍で且つシックなブルー系なので、クマ柄とはいえそんなに子どもっぽくならないのが素敵ですね。 今回は切り替え布や裏地に明るい白系を、持ち手やポケットに水色を合わせたので、割と全体的に可愛らしい雰囲気になったのではないかなと思います(´∀`) 多分ここにデニム紺や黒系生地を合わせたら、もっと格好いい男の子っぽい仕上がりになるのではないでしょうか♪ | ↑本体生地はこちらのお品。
単色でスッキリしていますが大きめでインパクトがあるので、アクセントに使いたいときにはもってっこいです。 質感も艶があって高級感があります^^ | 刺繍タグはこちら。
14mmで真鍮カラー。楽天では最安値の部類かな?しっかり留まります。 ツメ部分は少し固めなので手の力に自信が無い場合はペンチを併用で。 | マグネットホック。
【参考裁断サイズ】
・表地(ヌビキルト)…横47cm×縦66cm
・切り替え布(オックス)…横47cm×縦20cm
・裏地(薄手コットン)…横47cm×縦66cm
・接着芯(切り替え布用)…横47cm×縦20cm
・接着芯(本体伸び止め用)横47cm×縦2cmを2枚
・接着芯(マグネットホック用)…横3cm×縦3cmを2枚
※接着芯は薄手タイプを使用
・外側ポケット(ヌビキルト)…横23cm×縦15cm
・内側ポケット(薄手コットン)…横23cm×縦30cm
・ポケット用グログランリボン…幅2cm×長さ23cmを2本
・ループ紐用グログランリボン…幅2cm×長さ18cmを2本
・持ち手用アクリルテープ…幅2.5cm×長さ40cmを2本
・マグネットホック…1組
帰宅した次女に見せたら「やったぁーーーーっ!お母さんありがとう〜♪」と大喜びしてくれました。
やれやれ、イメージ通りに仕上がったみたいで一安心です(´∀`;)
まあそれなりに手間はかかりましたけど、母ハンドメイダーとしては子ども達のこの反応が見られたので全て帳消しですね☆
今回は比較的常識の範囲内のリクエストでしたが、次はどんな無茶振りオーダーが飛んでくるのかが楽しみです。
(もはや普通のリクエストでは物足りなくなってる?とか邪推してはなりませんヨ)
次のレシピ撮影も少しずつ進めていっておりますので、また気長にお待ち下さいませ^^
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2024年06月23日
ハンドクラフトフェアinNAGOYA突撃レポ〜そして布山は増えていく〜
地元で大きめのハンドクラフトイベントが開催されるらしい…という情報をキャッチした私うろこ。
あらっ、場所も近所だし日程も都合が付けられそう。
しかもいつもお世話になっているあの生地屋さん、店舗さん、メーカーさんもたくさんやって来るのね?(´∀`)
お部屋の布山標高は相変わらず高いままだけど、まあそれは視界の外にそっと押し出すから良しとして(良くない)
これは行くしか無い!…という事で迎えたイベント当日。
朝から生憎の雨模様。
とはいえ1人で身軽に見に行けるのは平日の今日!
何としてでも今日行くよ!という強い意志の元、バスを乗り継いで行って参りました「ハンドクラフトフェアinNAGOYA」
雨だというのに会場前には長蛇の列。
そして開場時間を過ぎたのに、なかなか減らない行列。
すぐ近くに並んだマダム達の会話に耳を傾けると、どうやら入場料を支払うのに待ち時間が出来るから開場直後はどうしても混むらしいとのこと。
なるほど〜と思いながらジワジワ進む列に身を置き、ややあって無事に入場。
入場料800円だけど、その場で使える金券200円分をいただけたのでちょっと得した気分♪
うんうん、こういうちょっとした気遣いって嬉しいよね。
受け取ったパンフ片手にまず向かったのは、よくお世話になっているデコレクションズさんのブース。
明るい黄色の壁面カラーに囲まれたスペースには、山のように積まれたカットクロスやハギレセットたち。
人気のヌビキルトは勿論のこと、私のお目当ての柄生地たちが積まれた棚に目が釘付けに!
いつもPC画面で見ているのと違って、やっぱり現物を手にとって見られるのは格別の楽しさがありますね…!!
画面を通して見ていた時には完全ノーチェックだった生地が、実物のポテンシャルを持って確実に私を打ち抜いてきます。
これはもう布山が増えるのもやむなし。
それでもこの後も他を見るんだからと、結局デコレクションズさんのブースでは1mのカットクロスとはぎれセットを購入するに留めました。
このはぎれセットがまた可愛くてですねえええ…!
ネット店舗で見てて気にはなっていたセットですけど、やっぱり現物の威力は格別です。
いや本当に「愛らしい」が山ほどギュッと詰まったセットです。 花柄と動物柄が好きな人にはめちゃくちゃお勧め! | ちなみに私が買ったのはこのはぎれセットの中の「セレクトタイプver.Aガール」♪
画面で見たときから気にはなっていたものの、綺麗だけどちょっと大人しめかな…?と躊躇していた生地。 実際に見たら上品な華やかさがあってとっても素敵な生地でした♪ | 1mカットクロスで買ったのはこちらの花柄生地。
デコレクションズさんのスタッフの方にも一言ご挨拶をさせて頂き(忙しい中ありがとうございます)、購入者特典のはぎれにまたホクホクして次のブースへ。
お次は地元最大手手芸店の大塚屋さんブース。
今回は山のような(比喩でも無く本当に大量の)はぎれがメインらしく、ワゴンには素晴らしく大勢のお客様が殺到していました。
無地、キッズ柄、和柄はもちろんのこと、各種ブランド生地も惜しげも無く大放出。
しかもどんどん追加されるのが凄い。
両手いっぱいにハギレを抱える他のお客様をかいくぐってワゴンをチェックしつつ、元々買おうと思っていた大塚屋さんオリジナル接着芯などをゲット。
会計列がこれまたすごい事になっていたのでのんびりと並びながら、当日配布していた大塚屋さんのパンフレットなどに目を通しました。
これね、裏表紙が何とも可愛らしいペーパークラフトになってるんですよ!
大塚屋さんのオリジナル包装紙がそのままミニチュアになっていて、店舗ファンなら思わずニヤリとしてしまうお品♪
これは嬉しいな〜と思いながら他のブースへ。
今回のイベントは大きく分けて企業・店舗ブースと個人作家ブースに分かれていたんですが、滞在できる時間にも制限があるので主に企業・店舗ブースをメインに回りました。
レースのランタン企画さん。
グログランリボンが巻きで500円!国産ファスナーが30本入りで500円!
これはめちゃくちゃお買い得。買うしか無い。
コットンこばやしさん。
こちらもハギレワゴンが置いてあったけど、あまりの人だかりと勢いにワゴンに近づくことすら出来ませんでした……・゚・(ノД`)・゚・。
皆の本気度が凄い。完敗です。
クラフトハートトーカイでお馴染みの藤久さん。
シルバニアファミリーの圧がすごいです。
人形付きのお洋服キット、めちゃくちゃ可愛い!
ワークショップの誘惑に後ろ髪を引かれながら他のブースへ。
刺繍、レース、リボン、和柄生地、毛糸、ビーズ、パッチワークetc…
普段どちらかというと布とミシンで小物や服を作るのが中心の私ですが、今回のイベントでありとあらゆる種類のクラフトを拝見して、「あ〜一言にハンドメイドって言っても奥も深いし世界が広すぎるなぁ!」と感じた次第でした。
まあでも一言で言うと、イベントはとっても楽しかったです!
来年もやってくれるのかな?
また見に行きたいなと思います♪(´∀`)
〜 おまけ 〜
いただいた大塚屋さんのペーパークラフト、早速作ってみたら大層愛らしかったです。
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2024年06月20日
ブルー×イエローの輸入生地で夏色の雑貨作り
6月も下旬にさしかかり、いよいよ夏本番直前!という気候になってきましたね。
(名古屋は天気によっては肌寒い日があるので油断は出来ませんが…)
つい目がいく生地の色柄も、ブルー系や緑系など爽やかなものが多くなってきたなぁと感じる今日この頃。
折角なので何か夏らしい雑貨でも作りましょう♪と言うことで、今回は部屋のインテリアに欠かせない「ボックスティッシュカバー」と、テーブルを彩る「コースター」を作ってみました。
今回使った生地は、米国生地メーカー「Art Gallery Fabrics」さんの花柄生地。
淡い水色に描かれた、濃い青と山吹色と白の花。
差し色で入ったサーモンピンクとくすんだターコイズブルーがいい仕事しています。
私基本的に、華やかで可愛らしい色柄の生地が大好物なんですけどね。
海外メーカーの生地ってすごく私のツボに嵌まるのが多いんですよ…!!
日本製のももちろん好きなんですが、海外デザイナーさんならではの明るくて小粋な愛らしい生地も大好きです。
いくつかお気に入りの海外生地メーカーさんはあるんですが、こちらのArt Gallery Fabricsさんのは好きな感じのが結構多めですね(´∀`)
ボックスティッシュカバーの裏地にはシンプルな黄色を。
コースターにはターコイズブルーの、花の地模様が入った生地を組み合わせてみました。
ドビー織りというでしょうかね。シンプルな1色の生地でも織り模様が入っているとグッとおしゃれな感じになりますね♪
このボックスティッシュカバーは、バイアステープを使わず生地2枚だけで作るシンプルなレシピ。
ティッシュの出し入れ口も最後にプラスナップボタンで留めるだけの簡単仕様です。
レシピはこちらのページ。
↓ ↓ ↓ ↓
自分の好きなサイズで作れる計算式も記載しているので、家でよく使うボックスティッシュのサイズを一度計算しておけば後は気軽に何度でも作れます^^
今回は表地も裏地も薄手の生地だったので、表地にだけ中厚地の接着芯を貼ってから作成しました。
コースターにも同じく中厚地の接着芯を使用。
しっかりとした仕上がりになりました。
〜コースター参考レシピ〜
【出来上がりサイズ】
・縦10cm×横10cm
【裁断サイズ】
・表地(柄)…縦12cm×横9cm
・表地(無地)…縦12cm×横5cm
・裏地…縦12cm×横12cm
・接着芯…縦12cm×横12cm
◆表地の柄と無地の長辺同士を中表にあわせて縫い代1cmで縫い合わせる(縫い代は開く)
◆接着芯を貼る
◆表地と裏地を中表にあわせて、縫い代1cmで1周縫う(返し口を4cmあけておく)
◆縫い代を5mmにカットし、四隅を斜めに切り落とす
◆返し口から表に返し、アイロンで形を整える
◆生地端から2mm程度内側に押さえステッチをかける
※無地と柄の比率は「3:7」になります。お好みで割合は変更して下さい。
「Art Gallery Fabrics」さんはじめ、海外からの輸入生地は独立サイトで運営されている生地屋さんも多いですが、楽天などでも取り扱っている店舗さんはあります。
↑うろこお気に入りのArt Gallery Fabricsさんの生地たち♪
一気にお迎えするのは(布山撲滅的な意味で)なかなか難しいけど、少しずつ手に入れたいなーと思っています!(´∀`)♥
初夏には初夏のハンドメイド。
季節に合わせてこういうちょっとした小物を新調できるのはハンドメイドの醍醐味ですよね♪
またハギレ消費も兼ねてぼちぼち作っていきたいと思います。
リクエスト色々いただいているものについても順次レシピ化していきますのでお待ち下さいね。
作ってみた感想などはコメント頂けると嬉しいです。
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2024年06月17日
好きなサイズで作る水筒カバーの作り方〜内クッションで抜け落ちにくい〜
自分の好きなサイズに合わせて作る、水筒カバーの作り方です。
円筒形ではなく直方形なのでハンドメイド初心者さんにも縫いやすく、内側のクッションが抜けにくさをサポートしてくれます。
また肩紐部分は取り外しが可能なので、肩掛けタイプにも手持ちタイプにも変更可能です。
今回はこのアレンジ自在な水筒カバーの作り方を、詳細な手順画像付きでご紹介します。
それでは材料及び作り方です。
【材料】
・表地…オックスやシーチングなどお好みの生地
・裏地…キルティング生地
・内クッション…キルティング生地
・接着芯…中厚地以上の厚さのもの
・Dカン…2個
・Dカン用タブ布…2枚
【必要な道具】
・ミシンとミシン糸
・裁ちばさみ(もしくはロータリーカッター)
・まち針(あればクリップ)
・アイロン
・糸切りばさみ
・定規
・布用ペン
【生地の裁断サイズの計算方法】
上記計算式に沿って、実際に計算例をあげてみます。
例1)この水筒の場合は直径が5.5cm、「カバーに入れたい長さ」が16cm。
ここに「1cm」を足して
・16cm+1cm=17cm
出来上がりの「カバーの高さ」を「17cm」とします。
・生地の横幅(A)→5.5cm+5.5cm+2cm=13cm
・生地の縦幅(B)→17cm×2+5.5cm+2cm=41.5cm
よって、表地裏地の裁断サイズはそれぞれ「横幅13cm×縦幅41.5cm」となります。
ここで表地を「上布12cm、底布5cm」で切り替える場合、
・上布縦幅(B)→12cm+2cm=14cm
・底布縦幅(C)→5cm×2+5.5cm+2cm=17.5cm
横幅は切替しない場合と同じなので、上布底布の裁断サイズは「上布…横幅13cm×縦幅14cm」「底布…横幅13cm×縦幅17.5cm」となります。
例2)この水筒の場合、「カバーに入れたい長さ」が15.5cm
ここに「1cm」を足して
・15.5cm+1cm=16.5cm
出来上がりの「カバーの高さ」を「16.5cm」とします。
・生地の横幅(A)→8cm+8cm+2cm=18cm
・生地の縦幅(B)→16.5cm×2+8cm+2cm=43cm
よって、表地裏地の裁断サイズはそれぞれ「横幅18cm×縦幅43cm」となります。
ここで表地を「上布10.5cm、底布6cm」で切り替える場合、
・上布縦幅(B)→10.5cm+2cm=12.5cm
・底布縦幅(C)→6cm×2+8cm+2cm=22cm
横幅は切替しない場合と同じなので、上布底布の裁断サイズは「上布…横幅18cm×縦幅12.5cm」「底布…横幅18cm×縦幅22cm」となります。
【「カバーに入れたい長さ」に1cm足すのは何故?】
このレシピは内側にキルティング生地を使うので、表地と裏地を重ねたときに生地の厚みなどで内側の容量がどうしても少なくなる為、それを補うための1cmです。
必要サイズが計算できたら生地を裁断する。
生地の裁断にはこちらの「三種の神器」がおすすめ!
生地裁断の三種の神器
裁断がやみつきになる切れ心地。
安心の広さと包容力抜群のタフガイ。
押さえた生地は決して逃がさない。
我が家の三種の神器。
作業効率が格段にアップします(´∀`)
巾着カバー類などのように、長方形・正方形の直線を「短時間で」「正確に」切りたい時には最適のアイテム。
今後色々なハンドメイドに挑戦してみたいな〜とお考えの方には、是非オススメしたい3点グッズです。
見本作品は「切り替えあり」で作っていきます。
上布が2枚、底布が1枚、裏地のキルティング生地が1枚、タブ用布が2枚。
今回「内寸1.2cm」のDカンを使用するので、タブ用布は「横幅4.8cm×縦幅5cm」を2枚裁断。
(使うDカンの内寸にあわせて自由にアレンジして下さい。例:内寸1.5cmのDカン→タブ布横幅6cm×縦幅5cm など)
内側のクッション用キルティング生地が2枚。
縦幅は12cm固定。
横幅は「本体生地横幅-4cm」となります。
(見本は本体生地横幅が13cmなので、クッション用生地横幅は9cm)
接着芯は表地と同じサイズを同じ枚数用意する。
重さのある水筒をしっかりカバーするため、接着芯は「中厚地」以上のものがおすすめです。
表地に接着芯を貼る。
上布と底布を画像の様に中表に合わせ、縫い代1cmで縫い合わせる。
(縫い初めと縫い終わりは返し縫い。以下「縫う」と書いてある箇所は全て同じ)
※柄に上下の向きがある場合は縫い合わせる方向に気をつける
縫えたら生地を開き、縫い代を底布側に倒す。
画像を参照に赤線部分に押さえステッチを入れる。
縫えたらこんな感じ。
もう1枚の上布も同様に縫い合わせる。
両方を縫い合わせて長さが裏地と同じになっていればOK。
表地を切替せず1枚布で作る場合は裏地と同じサイズの生地を用紙し、この工程は飛ばして下さい。
表地を中表に半分に折り、生地端からそれぞれ1cm内側(赤線部分)を縫う。
この時切り替え部分の境目がきちんと合うように注意する。
(この部分だけ手縫いで軽く縫っておくのもおすすめ)
縫えたらこんな感じ。
画像を参照に「マチ(水筒直径)の半分の大きさの正方形を描く。
生地の向きを変えて画像の様に折る。
先ほど描いた線が「マチの長さ(水筒直径)」と同じになっているか確認する。
線の上を縫う。
マチが縫えたら三角の先端を切り落とす。
上側から1cmの位置で画像の様に折り返す。
両サイドの縫い代はしっかりと開いておく。
切り替え部分の縫い代が分厚くなる場合は、少しカットしておくのもおすすめ。
表地部分の完成。
内クッション用の生地を、幅3cmの四つ折りにする。
画像を参照に裏地本体とクッションの中央を合わせ、上から5cmの位置に縫い付ける。
(この時「わ」になっている側を下にする)
縫えたらこんな感じ。
反対側にも同じ様に縫い付ける。
中表になるように半分に折り、生地端からそれぞれ1.1cm程度内側(赤線部分)を縫う。
※裏地のキルティング生地の方が分厚くなるので、少し縫い代を多めに取っておくと内側に合わせたときに収まりが良くなります。
表地と同じ様に正方形を描く。
生地の向きを変えて折り、線の上を縫ってマチを作る。
先端は切り落としておく。
上の部分を1.5cm折っておく。
タブを作る。
4.8cm幅側に、画像の様に4等分の折り目を付ける。
両側を折ってから更に半分に折る。
生地端から2〜3mm内側を縫う。
縫えたらこんな感じ。
Dカンを挟んで半分に折り、端から5mm内側を縫う。
厚みがあって縫いにくい場合は、ミシンの押さえの後側に厚みがある物を挟んでやると縫いやすい。
縫えたらこんな感じ。
表地の中に裏地を入れ込む。
両脇の縫い目同士の位置を合わせ、表地に対し裏地が2mm程度内側になるようにする。
タブは本体から1.5cm程度出ている状態に挟む。
分厚くてまち針が通りにくいので、仮止めのりやクリップなどで固定するのがおすすめ。
生地端から5〜6mm内側のラインを、ぐるりと一周縫う。
※直径の小さな水筒のカバーの場合は少し縫いづらいのでゆっくりと!
挟んであるDカンなどをミシンが巻き込まないように、充分に注意しながら縫って下さい※
水筒カバーの完成です。
【肩紐・持ち手など】
使用する場面の必要に応じて、肩紐や持ち手を用意して下さい。
◆持ち手タイプ◆
学校などで机の横に提げておく時や、自分のカバン、ベビーカーなどに引っ掛けておく場合におすすめです。
【自作する場合の材料】
・生地…幅3cm×長さ40cmを1枚
・ナスカン(内寸1cm)…2個
アイロンで4等分の折り目を付ける。
両側を折ってから更に半分に折る。
生地端から2〜3mm内側を縫う。
縫えたらこんな感じ。
ナスカンに通し、画像を参照に「3cm→1.5cm」と折り、5mm間隔で2箇所縫う。
(反対側も同じ様に)
持ち手の完成。
本体に取り付ける。
持ち手の長さはお好みに合わせてアレンジして下さい。
100均などにも売っていますので、お好みに合わせてどうぞ。 | 最初から持ち手として売っている物もあります。
◆肩紐タイプ◆
水筒の持ち歩きとしてスタンダードな肩紐タイプ。小さなお子さまにもおすすめ。
【自作する場合の材料】
・生地…8cm×130cmを1枚
・ナスカン(内寸2cm)…2個
・ベルト送り(内寸2cm)…1個
肩紐用の生地に、幅2cmの折り目をつける。
タブと同じ様に「両側→更に半分」に折りたたみ、両端を縫う。
縫えたらこんな感じ。
市販のアクリルテープやカバンテープなどを使用する場合は、この工程は飛ばして下さい。
肩紐に金具を取り付けていく。
最初にナスカンを画像の様に通し、端を5cm折り返す。
更に1.5cm内側に折り込み、端から5mmずつ間を空けて2箇所縫う。
縫えたらこんな感じ。
次にベルト送り→もう一つのナスカンの順に、画像と同じになるように通す。
画像を参照に、紐の端をベルト送りに通す。
ベルト送りを基点として「3.5cm→1.5cm」になるように紐を折る。
端から5mmずつ間を空けて2箇所縫う。
肩紐の完成。
あらかじめ両方用意しておけば、状況に応じて肩紐と持ち手を使い分けできるのでおすすめです。
【内クッションのボリューム調整について】
直径の大きな水筒のカバーなどの場合、基本レシピの内クッションだと少し物足りない事もあります。
まず表地に裏地を差し込んでみた時点で、一度水筒を入れてみて下さい。
その際もう少しきつめにしたい、ボリュームが欲しい…となったら、上記画像を参照に内クッションに追加でキルティング生地のハギレを差し込んでください。
逆に直径の小さな水筒の場合でちょっときつすぎる?となった場合は、内クッションの内側生地を少しカットしてください。
出し入れしやすく抜け落ちにくいボリューム感に調整してみてくださいね(´∀`)
【使用生地について】
白地にカラフルな水彩がとっても愛らしい1枚です♪ 7/1まで決算価格で出ています。おすすめ! | 私のお気に入りのウサギ柄生地。
表地にあわせて選んで下さいね。 | ごくごくスタンダードな無地のキルティング生地。
【商用利用について】
個人の範囲に限り商用利用を許可します。
当ブログのレシピや型紙で作った物をminneやメルカリ、バザー、フリーマーケット、店舗での委託などで販売するのはOKです。
企業(法人)及び店舗での商品化、有料教室での利用・二次配布は固くお断り致します。
※型紙そのものの、サイト、店舗、教室での二次配布・転売・オークション出品を禁止します。
※手芸教室・サークルなどでご使用になりたい場合は、コメント欄までご連絡下さい。
※またネット上で作品を販売する際、当ブログを画像を商品ページに無断転載することを禁止致します。
もしブログやInstagramアカウントなどお持ちでしたらご紹介下さったりリンクを貼って頂けると嬉しいです(´∀`)
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当ブログの型紙や作り方で作った作品をアップされる場合、良ければ是非「#うろこのあれこれハンドメイド」とハッシュタグを付けて下さいませ。
水筒カバーは結構傷みやすく、気がつけばボロボロに…なんて事も多いアイテム。
カバーだけ買い直すのもな〜という方に、直線だけで縫いやすくフィット感のある水筒カバーのハンドメイドはおすすめです^^
がっつり丈夫な帆布で作るのもいいですし、中に「バッグの底板」を小さくカットして仕込むのも良いですよ😊
ぜひお好きな生地で作ってみて下さいね!
一緒に肩紐カバーもどうぞ。
↓ ↓ ↓
ダブルガーゼの水筒肩紐カバーの作り方【無料型紙あり】
水筒の肩紐が食い込んで痛い!というお子さん向けに作ってあげたい肩紐パッド。
バイアステープやボタンを使わない、シンプル簡単な作り方です。
ダブルガーゼの水筒肩紐カバーの作り方【巻き付けタイプ】
こちらは肩紐にクルッと巻き付けて使うタイプの肩紐カバーです。
水筒本体から肩紐が取り外し出来ないタイプの物でも、安心して使って頂けます。
その他当ブログの無料型紙/作り方一覧はこちらからどうぞ。
↓
作ってみた感想などコメント頂けると嬉しいです。
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