2016年03月30日
布リボンで作るフォーマル向けヘアゴムの作り方
長女が通う保育園、先日卒園式がありました。
うちの保育園の慣習で、3歳児・4歳児クラスの園児は在園児として出席しなければならないので、長女も一応フォーマルな格好をさせて出席させました。
服は白黒系のそれなりなワンピースとボレロで良かったのですが、困ったのはヘアゴム…。
式の前日になって急に「やっぱりリボンつけたい!(*´▽`)」と言い出した娘。
ところがどっこい、手持ちのヘアゴムリボンは全部色柄ものばかり!
唯一持っていたフォーマルっぽいのは、結婚式用に買った物でピンクの華やか系…。
これではちょっと…という訳で、急遽卒園式でも浮かないようなフォーマル向けのヘアゴムリボンを作ってみました。
それでは材料および作り方です。
【出来上がり寸法】
8cm×5cm
【材料】
・リボン本体用布…16cm×7cm
・リボン中央用布…6cm×3.5cm
・本体用サテンリボン(1.8cm幅)…16cm
・中央布用サテンリボン(1.8cm幅)…6cm
・モチーフレース…16cm
・キルト綿…16cm×5cmくらい
・ヘアゴム…20〜22cm程度
※<仮止め用>布用ペンタイプのり
今回はこの↑仮止め用ののりを多用しました。
サテンリボンのようにあまりまち針を打ちたくない物や、モチーフレースのようなまち針が止めにくい物、アイロンで折り目が付きにくい物を仮止めするのに本当に便利な1品です。
これがあると無いとでは作業効率が格段に違うと、個人的には感じています。
おすすめです。
リボン本体用の布の中央にサテンリボンを重ねて仮止めし、リボンの両端を縫う。
サテンリボンの上にモチーフレースを重ねて仮止めし、レースの中央を縫う。
本体布の両端を4cmずつ折る。
本体布の上下を、7〜8mmのラインで縫う。
ひっくり返す。(目打ちなどを使って角を直角に出すと仕上がりが綺麗)
キルト綿を半分にちぎり、本体の両端に寄せて綿を詰める。(中央部分に綿は入れない)
中央布用のサテンリボンを半分に折り、仮止めする。
中央用の布の両側を7〜8mmで折り、サテンリボンを重ねて仮止めしてから両端を縫う。
ヘアゴムを真結び(固結び)する。
しっかり結んだら余分なゴムを切り落とす。
本体布の裏側を上に向け指で凹を2つ作り、片方の凹にはヘアゴム、もう片方の凹には中央布の端をそれぞれ挟み込む。
中央布をぐるりと巻き付ける。
中央布が合わさった部分をコの字縫いなどでかがる。
フォーマルなヘアゴムリボンの完成です。
実際に付けたサイズ感はこんな感じ。
ふっくらしていて、結構なボリュームと存在感があります。
今回はフォーマル用ということで、本体布もリボンもレースも全て「白」で統一しました。
質感の違う3種類の素材が組み合わさることで、華やかさが出るデザインです。
私が本体に使った白布は「綿ローン」です。
織り目が細かく薄地なので、フォーマル向けな印象です。
綿ローンの白無地に限っては、いつもこのお店で買っています。
(楽天でもトップクラスにお値打ちなので…)
白の生地であれば別にローンじゃなくても何でも構わないのですが、フォーマル向けというのなら目の粗いダブルガーゼやリネン、生地が分厚いオックスなどは避けた方が無難かなと思います。
サテンリボンは好みの幅のものでOKです。
デザイン上、モチーフレースよりは幅の広いものをおすすめします。
ちなみにモチーフレースは100均のseriaで買った物です。
確か50〜60cmで108円。
seriaに行くとついつい手芸コーナーに行って、レースとかボタンみたいな副資材を買ってしまうんですよね…。
結構可愛いのが多いのでseriaのハンドメイド資材は侮れません。
ただ繊細な作りって訳では無いので、使う前にははみ出た糸をハサミで切ってから使う方が良いです。
ヘアゴムは今回自分で結ぶタイプの物を使いましたが、最初から丸くなっているゴムがあればその方が仕上がりは断然綺麗ですよ〜。
子供向けなのであまり太いゴムではなく、やや細めの物がおすすめです。
フォーマル系のリボンって、買うと意外と高くて1個600円とかするので、自作するのも悪くないと思います。
卒園卒業式にはもちろん入園入学式や、色目を少し変えて結婚式なんかにも流用できるかも。
ハレの日に手作りアクセサリーで臨むのも悪くないですね(´∀`)
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