2016年07月10日

エルゴフードカバーのボタンホール、手縫いの場合の代替案

エルゴフードカバー42.jpg

先日の記事でご紹介した、「エルゴ立体フードカバーの作り方【無料型紙あり】」ですが、この作り方の中には「ベルトを通す為にボタンホールをあける」という工程があります。

でもこれって「ボタンホール機能付きミシンを持っている」事を前提にした作り方だなと思いまして。

ベビー用品を作ってみよう!と思い立ったけどまだミシンを買うほどでもなく、手縫いでスタイやよだれパッドを作っている方だって多いのではないかと思い…ボタンホールに代わる代替案を考えてみました。

↓ ↓ ↓

用意する物は「6cm×4cmの薄手の布」です。

エルゴベルト通し穴1.jpg
ボタンホールを開ける位置に、画像を参照にして表地の裏面に線図を描く。

エルゴベルト通し穴2.jpg
6cm×4cmの布を表地の表面に置き、ちょうど線図の中央に来るようにまち針で留める。

エルゴベルト通し穴3.jpg
裏面から周りの四角(3cm×1cm)を縫う。

エルゴベルト通し穴4.jpg
表面から見るとこんな感じ。

エルゴベルト通し穴5.jpg
はさみで四角の中の線に沿って切れ込みを入れる。

エルゴベルト通し穴6.jpg
切れ込みが入ったところ。

エルゴベルト通し穴7.jpg
縫い目の四角に添ってアイロンをあてる。

エルゴベルト通し穴8.jpg
先ほど開けた切り込みから、裏側へ向かって布を押し出す。

エルゴベルト通し穴9.jpg
全部裏側へ回ったら、各辺を二つ折りにする。

エルゴベルト通し穴10.jpg
布地の四辺を縫う。

エルゴベルト通し穴11.jpg
ベルト通し穴の完成。表側から見るとこんな感じ。

エルゴベルト通し穴12.jpg
ベルトを通すとこんな感じ。

3cm×1cmの穴が出来るので、ベルトに対してはかなり余裕がある感じです。
3cm×5mmでもいいくらいかもしれません。
お好みでアレンジして下さい。

綺麗に縫うコツは、四辺を手縫いするときに角が直角になるように気をつけることです。

もちろん手縫いでボタンホールを作るやり方も世の中にはちゃんとありますが、一応それとは別にベルト穴を開ける方法を1つ、代替案として考えてみました。

縫い付ける布は、なるべく薄い布がおすすめです(綿ローンなど)。


常備していると何かと便利な「綿ローン白無地」…裏地に使ったり、フォーマル小物に使ったり、サラッとしたトップスに使ったり。
長女の布リボンで作るフォーマル髪飾りも、この生地で作りました。
フォーマルリボン16.jpg
ちなみに私は白無地の綿ローンに限って言えばいつもこの店で買っています。
このお店の商品が一番お買い得かなと思います。



手縫いで…あるいはボタンホール機能が付いていないミシンでエルゴフードカバーを作る方がいらっしゃいましたら、よければ参考にして下さい。

作ってみた感想などコメント頂けると嬉しいです。
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posted by うろこ at 03:31| Comment(0) | エルゴ用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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