2016年07月10日
エルゴフードカバーのボタンホール、手縫いの場合の代替案
先日の記事でご紹介した、「エルゴ立体フードカバーの作り方【無料型紙あり】」ですが、この作り方の中には「ベルトを通す為にボタンホールをあける」という工程があります。
でもこれって「ボタンホール機能付きミシンを持っている」事を前提にした作り方だなと思いまして。
ベビー用品を作ってみよう!と思い立ったけどまだミシンを買うほどでもなく、手縫いでスタイやよだれパッドを作っている方だって多いのではないかと思い…ボタンホールに代わる代替案を考えてみました。
↓ ↓ ↓
用意する物は「6cm×4cmの薄手の布」です。
ボタンホールを開ける位置に、画像を参照にして表地の裏面に線図を描く。
6cm×4cmの布を表地の表面に置き、ちょうど線図の中央に来るようにまち針で留める。
裏面から周りの四角(3cm×1cm)を縫う。
表面から見るとこんな感じ。
はさみで四角の中の線に沿って切れ込みを入れる。
切れ込みが入ったところ。
縫い目の四角に添ってアイロンをあてる。
先ほど開けた切り込みから、裏側へ向かって布を押し出す。
全部裏側へ回ったら、各辺を二つ折りにする。
布地の四辺を縫う。
ベルト通し穴の完成。表側から見るとこんな感じ。
ベルトを通すとこんな感じ。
3cm×1cmの穴が出来るので、ベルトに対してはかなり余裕がある感じです。
3cm×5mmでもいいくらいかもしれません。
お好みでアレンジして下さい。
綺麗に縫うコツは、四辺を手縫いするときに角が直角になるように気をつけることです。
もちろん手縫いでボタンホールを作るやり方も世の中にはちゃんとありますが、一応それとは別にベルト穴を開ける方法を1つ、代替案として考えてみました。
縫い付ける布は、なるべく薄い布がおすすめです(綿ローンなど)。
常備していると何かと便利な「綿ローン白無地」…裏地に使ったり、フォーマル小物に使ったり、サラッとしたトップスに使ったり。
長女の布リボンで作るフォーマル髪飾りも、この生地で作りました。
ちなみに私は白無地の綿ローンに限って言えばいつもこの店で買っています。
このお店の商品が一番お買い得かなと思います。
手縫いで…あるいはボタンホール機能が付いていないミシンでエルゴフードカバーを作る方がいらっしゃいましたら、よければ参考にして下さい。
作ってみた感想などコメント頂けると嬉しいです。
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