2017年02月07日
ふっくらリボンヘアクリップの作り方【ハギレ活用/園バザー手作り品対策】
女の子が大好きなヘアアクセサリーといえばやっぱりリボン。
ベビー・キッズから大人まで幅広い年代で使えるのが魅力のアイテムです。
中でも自分好みの布を使って作る布リボンは、市販品には無い魅力がたっぷり。
小さなハギレを活用して簡単に作れるので、裁縫初心者さんにもおすすめのハンドメイドアイテムです。
リボンと言っても種類は色々ありますが、中に綿を入れたタイプの物はシルエットがふっくらとしていて愛らしく、優しげな雰囲気が赤ちゃんにもおすすめ。
そして手軽に作ることが出来るリボンアクセサリーは、幼稚園/保育園のバザーで提出しなければならない「手作り品」対策としても優秀なアイテムです。
今回はそんなふっくらリボンを使い、髪の短い女の子でも気軽に使えるヘアクリップタイプリボンの作り方を、手順画像付きでご紹介します。
それでは材料および作り方です。
【出来上がり寸法】
7.5cm×5cm
【材料】
・リボン本体用布…10cm×12cm
・リボン中央用布…3.5cm×8cm
・キルト綿…9cm×5cm程度(好みで倍量くらいまで増量可)
・ヘアクリップ…1個
・飾り用レース…10cm
・手芸用ボンド(もしくは仮止め用のりなど)
【必要な道具】
・ミシンとミシン糸(もしくは手縫い針と手縫い糸)
・裁ちばさみ(もしくはロータリーカッター)
・まち針
・アイロン
・糸切りばさみ
・定規
・目打ち
生地を裁断する。
生地裁断の三種の神器
裁断がやみつきになる切れ心地。
安心の広さと包容力抜群のタフガイ。
押さえた生地は決して逃がさない。
我が家の三種の神器。
作業効率が格段にアップします(´∀`)
リボンのような長方形パーツを量産するときには特にその実力を発揮!
今後色々なハンドメイドに挑戦してみたいな〜とお考えの方には、是非オススメしたい3点グッズです。
今回使用する材料たち。
本体布を半分に折り、アイロンで折り目を付けてから開く。
飾り用レースを仮止めのりで本体布の中央に貼る。
レースの上下を縫う。
中表にして半分に折りまち針で留め、返し口を3cm程度残して赤線の部分を縫う。
先ほどの縫い目が中央に来るようにたたみ直す。(縫い代は片側に倒す)
左右を布端から7mmくらいのラインで縫う。
返し口から表に返す。
狭いので指先を上手く使ってゆっくりと…。
角は目打ちなどを使って表側から出す。
四隅が綺麗に出たらアイロンで形を整える。
中に綿を入れる。
用意した綿を半分にちぎり、本体の左右に入れ込んでいく。
この時中央には綿は入れないように気をつける。
綿が入ってふっくらしたところ。
綿の量を増やすと、もっとぷっくりとしたシルエットになります。
お好みでアレンジして下さい。
本体布の中央を「M字」になるようにつまみ、中央を2〜3針縫い止める。
(隠れる部分なのでざっくりでOK)
中央布を1.5cmの幅になるように、アイロンで三つ折りにする。
片側を1cm折り、手芸用ボンド(もしくは仮止めのり)で貼る。
反対側を2cm程度折る。
ヘアクリップを図の様に挟み、赤い部分にボンドを付ける。
布を折り返しヘアクリップと密着させ、乾くまでしばらく放置する。
中央布に本体布を重ねる。
中央布の上側を手前に折り返す。
中央布の下側を折り上げ、ずれないようにピタリと密着させる。
合わさった部分を「コの字綴じ」などで縫い止める。
(なるべく小さな縫い目で)
端まで行ったら中央布の内側に針を通して縫い初め箇所まで戻る。
この時、途中本体布を一度針ですくっておく。
クリップの下側の本体布を針ですくってから玉留めをする。
これで本体布と中央布がずれるのを防ぐ。
ふっくらシルエットのリボンヘアクリップ、完成です。
さてさて、以下は「園バザー手作り品対策」です。
「バザーで手作り品を提出しないといけないけど何を作ればいいの?難しいのは無理!!」というママさんに、直線縫い+ボンドだけで作成出来る物はおすすめ。
そしてバザーなどに出す場合、あらかじめ綺麗にラッピングをしておくと見栄えがぐっと良くなり、売れ行きにも差が出てきます。
もちろんお友達へのプレゼントの場合にも、可愛いラッピングは是非おすすめです♪
例えばこんな感じでラッピング。
↓ ↓ ↓
【材料】
・和紙風ハガキ
・レースペーパー
・透明袋(10cm×15cm)
・マスキングテープ
・クラフトパンチ
・ハガキを9cm×10cmにカットする。
・レースペーパーを1/4にカットし、2枚をハガキの対角線に貼る。
・クラフトパンチで穴を開ける。
・図の位置にカッターで1.5cm×1cmの長方形の穴を開ける。
・穴の部分にクリップの出っ張った部分を入れ込む。
・透明袋に入れ、裏をマスキングテープで留める。
ラッピングの完成。
色違いで沢山作るととっても華やか♪
同じパッケージで何種類か小綺麗に並べておくと、目にもとまりやすく手に取りやすいです。
最初から綺麗にパッキングしておくと、バザー担当者さんの負担も減りますよ(´∀`)
着用イメージ(6歳)
軽いボリューム感のリボンです。
【ヘアクリップについて】
今回ヘアクリップは、ダイソーで売っている「メタルポイントピン5P」を使用しました。
長さ4cm。
小さめですがバネの力はそこそこあるので、それなりにしっかり留まります。
もちろんどこのメーカーの物でも大丈夫です。
黒でもシルバーでも。
本体より小さいサイズなら長さもお好みで。
【手芸用ボンド・仮止め用のりについて】
今回この2種類のボンドとのりを併用して作りました。
この2商品の差は何かというと…私はこんな感じで使い分けています。
仮止め用のりは「とりあえずこの位置に留まってくれればいいや」的な場合に使います。
用途的にはまち針と同じ。なので後から縫い止めることが前提。
貼り直しも比較的簡単で、乾くと見えなくなります。
そしてまち針が使いにくいところにこそその真価を発揮します。
・トーションレースのような穴だらけの資材
・サテンのような、針穴を開けたくない資材
・生地が何重にも重なっていて、まち針が通りにくい場所 …などなど
私が愛用しているのはこの↑「布用ペンタイプのり」です。
1つ持っていればかなり重宝します。
手芸用ボンドは「しっかりガッチリ留める用」の物で、最悪その後で針と糸で縫い止めなくても大丈夫!という場合に使います。
今回のように布と異素材をつなぎ止めるのに重宝。
個人的に使い勝手が良いのは、なるべく強力に貼り付いて乾きが早いタイプのこちら。
↓ ↓
この「裁縫上手」という商品。
かなり強力に留まります。チューブ先端も細めで使いやすいのも◎
そんなに大量には使わないので17gの少量でも充分です。
私はくるみボタンを作るときなんかにも使っています。
これも1つあるととても便利です♪
今回使った布など
↓
↑
このあたりのデコレクションズさんのハギレセットに入っていた物からチョイス。
リボンの布は、極端に分厚い生地以外なら何でも作れます。
コットンでもリネンでも。
シーチングでもスケアでもオックスでもローンでもダブルガーゼでも♪
布地はごく少量でOKなので、手持ちのハギレを活用するのにぴったりです(´∀`)
ハギレセットあれこれ♪
カラフルなハギレで可愛いリボンのオリジナルアクセサリー。
お友達同士や姉妹で、色違いやおそろいにしても素敵ですよ(´∀`)
ぜひ作ってみて下さいね。
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うろこさんのレシピで友人の小学生の娘ちゃんに辞典カバーと移動ポケットを作って、余ったはぎれでこちらのリボンを何個か作りました。
自分の子がまだ1歳なのですが、大好きなお姉ちゃんと一緒!と喜んで付けています。
なかなか大きい子と小さい子でお揃いの物が市販にないので、こうして色々なレシピを載せて下さっているのがありがたいです。
新年度で色々とお忙しいと思いますが、うろこさんもお嬢さんたちもお元気にお過ごしください。
こんにちは!コメントありがとうございます。
うちのレシピを参考にして下さってとても嬉しいです^^
確かに年が離れていると、女の子同士でもお揃いグッズって案外見つからないですよね。
そこをサクッとクリアできるのがハンドメイドの醍醐味ですよね♥
お揃いリボンをつけて喜ぶ1歳児ちゃん、可愛すぎますね😆
また気軽に作って頂けそうなレシピを掲載していきますね!
今後ともどうぞ宜しくお願い致します(´∀`)