2017年06月14日

額縁仕立てのランチョンマットの作り方【入園入学/バザー手作り品対策】

ランチョンマット額縁make22.jpg
入園入学グッズの定番品、ランチョンマット。

お気に入りの生地で作ったランチョンマットは、実用面だけでなく食事の時間を楽しい雰囲気にしてくれますよね。

ランチョンマットといっても色々なタイプがありますが、今回は1枚の布地で四方を額縁のように仕立てる「額縁仕立て」で作ったランチョンマットの作り方を、手順画像付きでご紹介します。

それでは材料および作り方です。

【出来上がり寸法】
45cm×35cm

【材料】
・お好みの生地 51cm×41cm…1枚

【必要な道具】
・ミシンとミシン糸(もしくは手縫い針と手縫い糸)
・裁ちばさみ(もしくはロータリーカッター)
・まち針
・アイロン
・糸切りばさみ
・定規
・目打ち
・先の尖ったピンセット(あれば)
・チャコペン

ランチョンマット額縁make1.jpg
生地を裁断する。

生地裁断の三種の神器


裁断がやみつきになる切れ心地。



安心の広さと包容力抜群のタフガイ。




押さえた生地は決して逃がさない。



我が家の三種の神器。
作業効率が格段にアップします(´∀`)
生地を正確に四角く切りたい時には最適のアイテム。
今後色々なハンドメイドに挑戦してみたいな〜とお考えの方には、是非オススメしたい3点グッズです。

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51cm×41cmが1枚。
直線はなるべく真っ直ぐに、角は直角に裁断すると、仕上がりがとても綺麗になります。

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アイロンで4辺にそれぞれ1cmの折り目をつける。

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角の部分は後で開くので、どちらか片側に倒しておけばよい。

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生地を表側に向ける。
画像のように@の辺とAの辺をぴったりと重ね合わせる。

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角が半分に(45度)になればOK。

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縫い代側の辺と定規が直角になるように合わせ、長さがちょうど2cmになる部分にチャコペンなどで印を入れる。

私の愛用品の水で消えるマーカー。
ペン先が細くて使いやすいです。
霧吹きでスパッと消えるのも良い感じ♪

ランチョンマット額縁make7.jpg
今度は「わ」側の辺と定規を直角に合わせ、先ほどの2cmの印を基点にして3cmの線になるよう印を入れる。

ランチョンマット額縁make8.jpg
2本の線がこんな感じになればOK。

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生地をまち針で留め、3cmのラインを縫う。
(始めと終わりは返し縫いする。以下の工程で縫う場合は全て同じとする)

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2cmの線の少し外側(1mm程度)を切り落とす。

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図を参照に、縫い代を三角に切り落とす。

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切り落としたところ。

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縫い代をアイロンで割る。

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角をひっくり返す。
先が尖ったピンセットがあれば、角をガッチリと挟み込んで…

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そのままくるりっと表側にひっくり返すと綺麗に角が出る。

先がちょっとカーブしたピンセット。
手芸やクラフト作業をするのに1つあると、案外便利なお品です♪

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ピンと角が綺麗に出たところ。
この時点で目打ちなどを使って補正してもよい。

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角を内側から見たところ。
縫い代がきちんと開いていることを確認する。

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4つの角を全て同じようにひっくり返す。

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アイロンで縫い代を落ち着かせる。
きちんと角が返っていれば、全ての縫い代が綺麗に2cm幅になっている。

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図の様に、縫い代の生地端から2〜3mmの位置に、ぐるりと一周ステッチをかける。

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額縁仕立てのランチョンマット、完成です。

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表側・裏側それぞれから見たところ。
角がピシリと揃うと気持ちいいですね。

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ちなみに45cm×35cmサイズに食器を載せるとこんな感じ。
まあまあゆったり目に給食が並べられるサイズ。
(※参考数値:小学校机の標準サイズ…新JISタイプ65cm×45cm / 旧JISタイプ60cm×40cm)

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1枚布で作る額縁仕立てのランチョンマットの特徴は、

1.4辺4角の縫い代がしっかりしているので、洗濯アイロンを繰り返しても型崩れしにくい。

2.四方三つ折り処理に比べると、角がスッキリと綺麗に収まる。

3.裏地が付いていないので乾くのが早い。

4.布地の可愛らしさ=ランチョンマットの可愛らしさ。

…といった所でしょうか。

もし「これだ!」というお気に入りの生地が見つかれば、かなり良い感じのランチョンマットが完成します(´∀`)

【ランチョンマットにおすすめの生地は?】
やはり上に食器なりお弁当箱なりを乗せることを考えると、それなりにハリのある生地の方が扱いやすいかな?というのが私の印象です。

今回作り方見本で使用したのは「オックス生地」です。
洗濯にも強くアイロンもかけやすい生地なので、ランチョンマット向きかなと思います。






私が大好きな「hanauta〜ハナウタ〜」シリーズのオックス。
色柄がポップで明るくて、子供グッズを作る際にはついつい手が出てしまいます(´∀`)♪
レッスンバッグや子供エプロンなんかにも向いている生地です。


あとはこんなキュートでレトロなマトリョーシカ柄や…


こんなメルヘンな雰囲気のユニコーン柄なんかで作っても素敵です。

その他ランチョンマット向きの生地は、
・シーチング
・ツイル
・綿麻
…あたりの生地でしょうか。
どれもそれなりにしっかりとハリのある生地です。
シーチングはこの中では1番薄めですが、ランチョンマットとして机に敷くくらいなら特に問題無いかなと思います。

ちなみに、私が大好きなダブルガーゼは洗濯するとふわふわとなってきてしまうので、この1枚仕立てタイプにはあまり向いていないかも。
ダブルガーゼで給食グッズを作るなら、やはり口拭き手拭き用のハンカチを作ってあげたいですね〜(´∀`)

あとリバティなどに代表される綿ローンは、1枚仕立てだとちょっと薄くて頼りないかもしれません。
(小さいお子さんが扱いにくい)
裏地を付けるタイプならとっても可愛く丈夫に仕上がると思いますので、用途に合わせてチョイスして下さいね。

【ランチョンマットのサイズと用意する生地の大きさの計算式について】
今回の作り方では「出来上がりサイズ45cm×35cm」に対し「51cm×41cm」の生地を用意しました。

ランチョンマットは園や学校の指定サイズがあるところも結構ありますよね。
自分の必要なサイズで作る場合の計算式は以下の通りです。

「希望出来上がりサイズ+縦横それぞれ6cm」


例)
・32cm×24cmのランチョンマットを作りたい場合、用意する生地は「38cm×30cm」
・60cm×40cmのランチョンマットを作りたい場合、用意する生地は「66cm×46cm」

要するに額縁仕立てにするための縫い代分が、1辺につき「3cm」必要な訳です。
生地を買うときの参考にして下さい。

ランチョンマット額縁make25.jpg

お気に入りの生地で作る1枚仕立てのランチョンマット。
我が子と一緒に生地を選ぶのも楽しいです。
洗い替えも含めて何枚か作って「今日はこの柄〜♪」とお子さんが選ぶ楽しみを作ってあげるのも良いですよね。


比較的短時間で作れますので、是非作ってみて下さいね。
バザーの手作り品対策にも!(´∀`)

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posted by うろこ at 05:54| Comment(0) | ランチョンマット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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