こちらのページでは【基本のベビーブルマ】を作る際に、足周りの処理をバイアステープではなく「三つ折り」で処理する場合についてご説明します。
バイアステープ処理と三つ折り処理では、型紙の段階で違いがあります。
型紙の「前パンツ２」と「後ろパンツ４」には、それぞれ「※バイアステープ処理の場合の生地のカット線」「※三つ折り処理の場合の生地のカット線」が描かれています。
足周りを三つ折りで処理したい場合は、この「※三つ折り処理の場合の生地のカット線」で型紙を切り抜いて下さい。
「前パンツ１」と「後ろパンツ３」は、どちらの場合でも同じ型紙になります。
バイアス処理の型紙と三つ折り処理の型紙では、足周りの縫い代の幅が図の様に少し違っています。
型紙を切り抜いて貼り合わせたら生地を裁断していきます。
生地を裁断したところ。
バイアステープ処理の場合に比べると、縫い代が広がった分少しだけ生地が多めに必要です。
※ここから先は【基本のベビーブルマ】の作り方と全く同じ手順で進めていきます。
両脇と股を縫い合わせ、ウエスト部分を三つ折りして縫ったところ。
足周りを三つ折りする。
図を参照に、脇の縫い目と股の縫い目の左右に切り込みを入れる。
アイロンで7mm折る。
更に7mm折る。
三つ折り処理の場合は、ゴム通し口として脇の付近を1.5cm残しておく。
図の様に三つ折りの生地端から2mmのラインを、ゴム通し口を残して縫う。
股の部分は図の様に少しタックを寄せながら縫うと、スッキリと三つ折りが収まる。
（後でゴムが通ってシワが寄る部分なので見た目的には問題なし）
1周ぐるりと縫うとこんな感じ。
反対側も同じように三つ折り処理する。
ゴム通し口からゴムを通し、1cm重ねて縫い留める。
三つ折り処理のベビーブルマ、完成です。
三つ折り処理だと足ゴム周りが全体的に「きゅっ」とした雰囲気に仕上がります。
出来上がりのサイズ感は、バイアステープ処理の物とそれほど差はありません。
ただしシルエットについては、1枚布を裏側（内側）へ巻き込む三つ折り処理に比べ、別布を縫い付けるバイアステープ処理の方が足周りが少し外側に強調される感じになります。
三つ折り処理の方が、使っている生地が少ない分あっさりした仕上がりに。
ただし使用する生地によっては三つ折り自体が少しやりにくいかもしれないので注意が必要です。
バイアステープ処理は手間は少しかかりますが、本体生地がどんな種類でもすっきりと足周りを処理する事が出来ます。
またバイアステープ自体を柄物にして、こだわりのおしゃれを楽しむ事が出来るのも魅力です♪
↑こちらは無地のブルマに、ストライプのバイアステープを使った物。
チラ見えするバイアステープの柄がオシャレです。
（少し細めのバイアステープを使用しています）
いかがでしたでしょうか？
バイアステープ処理、三つ折り処理、どちらもそれぞれメリットデメリットはあります。
せっかくの自由度が高いハンドメイドですので、ぜひお好みにあわせて使い分けてみて下さいね(´∀｀）
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